今後の地蔵祭について
8月29日(火)に在園児のみの参加で保育行事として地蔵祭を開催します。
(通常の保育時間内に行います)
子供達に地蔵祭りの雰囲気が楽しんでもらえるように、模擬店や盆踊りの他、給食のメニュー等も地蔵祭を意識した特別メニューを考えています。
コロナ渦前のように大規模な地域イベントとしての地蔵祭はもう開催しないのですか?
コロナ渦以前は、地域の夏祭りとして盛大に開催をしていました。
卒園児さんから「地蔵祭をしてほしい」との声も聞いており、胸を痛めています。
しかしながら、以前よりお伝えしていました通り、京都市の行財政改革による13億円の保育予算削減等により財政が依然厳しい状況です。加えて、5月に下記のこども庁の通達がありました。
こども家庭庁より、保育士等の負担軽減をするように
椥辻こども園は保護者の負担軽減のため、保護者会等を設立せず、園行事は、園の職員で行っています。
しかしながら、5月にこども家庭庁より、昨年来の保育所等における不適切事案を踏まえた今後の対策の1つとして、保育士等の負担軽減策をすすめるよう通達がありました。
その中で、「行事については、こどもの日常の生活に変化と潤いがもてるよう、日々の保育の流れに配慮した上で、ねらいと内容を考えて実施することが重要。恒常的に企画や準備のための残業や持ち帰り作業等が生じている場合等には、それぞれの園の実情やねらいに照らし、準備等の業務の改善に取り組んでいただきたい」とありました。
当園は、職員配置基準以上の職員がおり、数年前から業務改善を進めていますが、行事前には職員の負担が増えます。特に幼児クラスは、遅くまで残業することがあり、園の課題となっています。特に、以前の地蔵祭は、1000人を超える来場者がくる大規模行事のため、準備、運営、後片付けにおいても多くの時間を要していました。そのため、園内規模の行事として規模を見直すこととしました。
地域のつながりを大切に…
今後は、保育士等の負担軽減をふまえたうえで、地域の方とより深いつながりをもって、行事や保育をみなおしていきたいと考えています。園の地域イベントとして開催しているなぎつじSKIPは、地域のボランティアやお店の方のご厚意により、少数の職員で運営しています。イベントやボランティア等ご興味がありましたら、是非事務所までお声がけください。